潜入!ジャカルタ南部の無法地帯

◎ご挨拶

 

おかげさまをもちまして「アジアの尾根遺産」と

「オトコの夜遊びガイド」は8年目に突入です。

昨年、御礼を申し上げるための記事を書いたので

今年は簡潔にご挨拶のみとさせて頂きますが

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

◎ジャカルタでも未知のエリアには

 

ジャカルタのローカルな置屋街にお詳しい

だるまわんさ様に存在をご教示いただいたのは

これまで行ったことのないエリアにある置屋通り。

 

某施設脇の細道に道待娘?が大勢いるけれど、

夜遅くにならないと現れない。

ということで、ブロックM界隈から

タクシーに乗り込んだのは23時半。

 

◎嫌な予感

 

運転手に施設名と道路名のメモを見せて

「タウ?」(知ってる?) 「OK」

と向かった先は、ブロックMから南東方面。

 

事前に見た地図では、

コタからクラパガディンに行く以上の距離。

 

深夜なので渋滞はなく、飛ばすタクシー。

すでにメーターは8万Rpを越えています。

 

「そろそろのはずだけどなぁ~」

と思っていたら、タクシーのたまり場?で

停まりました。

 

「トゥングー(待ってて)、ミスター」

と下車する運転手。

あっ、コイツ、ホントは知らなかったんだ!!

 

これだからなぁ、インドネシア人って。

案の定、他の運転手が私に寄ってきて

「Uターンです」だって。

 

「おいっ! 知らなくて通り過ぎたのか?

もうメーターがこんなになってるじゃないか!」

「大丈夫です。ディスカウントしますから」

って、そういう問題じゃないんだよぉ~

 

◎暗い細道の奥にうごめくのは

 

そしてタクシーが停まったのは、

少し前に通り過ぎた建物の前。

やっぱりココだったのかぁ!

 

大きな建物脇の路地に「遮断機」があって、

門番みたいな男がいたのを車内から見て

「怪しげな場所だな」とその時思ったのでした。

 

「ここで待っていますね」という運転手に

Uターンの道中で考えたセリフを。

「メーターどおり払うから、一緒に歩いてくれ」

 

私ひとりでは身の危険がありそうなので

ディスカウント分で保険をかけよう、と。

 

車1台も通れないような細い路地。

遮断機の先、20mくらいは何もないのに

その先には道の両側に木製の

小さな掘っ立て小屋が連なっていました。

 

横幅で2mほど、奥行きで1m少々くらいの

小屋が数十軒あり、各小屋の前には

1~3名の尾根遺産が座っています。

ジャカルタの小屋台

ふさわしい画像がないのですが、

上のようなものを更に小さくした代物です。

 

◎痛恨のミス!

 

これまでに訪ねたどの置屋街とも様相が違います。

 

例えばカリジョドは大きなハコもありました。

今は亡き線路脇の小屋群は、あんな場所でも

コンクリート製でお店の体裁がありました。

バリ島のパガンダラやカラワンのテンダビルが

高級に思えるほど、ここは簡素です。

 

文章で説明しても伝わりにくいと思いますが

実は動画撮影に失敗してしまっていました。

(ホテルに戻って判明しました)

 

◎尾根遺産だけではなく

 

半露店みたいな、屋台のような小屋なので

尾根遺産たちの顔は確認できました。

明らかにOVER30もいましたが、

見た感じで20歳前後くらいの、

そこそこカワイイ尾根遺産もチラホラ。

 

路地は1本道ながら途中で折れつつ

ずっと先まで続いていましたが、

両側がちゃんとしたワルンになるあたりから

尾根遺産もいなくなったので引き返します。

 

道の途中に3ケ所、人だかりが出来ていて

野郎どもが集まっていました。

違法カジノのようです。

 

かつてシンガポールのゲイランでは

裏道で賭場が開かれていましたが、

それにかなり近い雰囲気。

 

道中ですれ違う若者の表情をチラ見していると

明らかにラリった目つきをしている者が多数。

できるだけ視線を合わせないようにします。

 

「コイツ、外国人?」と目立ちたくないので、

運転手と一緒に歩きながらも会話は一切せず。

なので値段も訊いていません。

 

此処にはヤリ部屋が無いので、

どこかに連れ込むしかないはず。

路地の先の方には、そういう場所が

あるのかもしれませんが。

 

なので「置屋街」というよりは

道待娘に近いでしょうか。

 

◎最後のひと悶着

 

 まだ20代であろう、ブルーバードの若い運転手、

表通りに戻ってくると、肩の力が抜けたようで

「チェウェ、たくさんいましたね」と興奮気味。

 

ローカルの彼でも、初めて足を踏み入れた場所で

かなり緊張していたようです。

 

この置屋街、一度はアホック・ショックで

閉鎖になったものの復活したのだそう。

 

「じゃあ、ブロックMに戻ろうか」 ここでひと悶着。

遮断機前で路上駐車管理をしているオッチャンが

「駐車料を20,000Rp寄こせ!」と。

 

ジモティはみなバイクですから、表通りには

他にアンコッタ1台しか停まっていません。

だからって、2万はないだろうに!

そもそも公道なんだし。

 

運転手は5,000Rpでカタをつけようと粘りますが

オッチャン、頑として譲らない様子。

仕方ないので横から割って入り、

「1万で十分だろ!」と吐き捨てて

運転手を引っ張り車に戻りました。

 

◎エピローグ

 

私が理解できないのを承知なのか、運転手は

そのあとしばらくの間、運転しながら

早口で何かブツブツとしゃべり続けました。

彼にとっては、おいしい長距離客のはずが

とんだ災難だったのかもしれません。

 

ブロックMスクウェアに戻ったのは25時過ぎ。

メーターは18万ほどでした。

 

私は「口直し」にとブラつきながら

仕事を終えた私服のカラオケ嬢たちを

しばらく眺めていました。

 

ついさっき、垣間見た置屋街の女性たちの表情と

同じジャカルタでもこんなに違うものなのか、と。

 


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≪補足≫

ビギナーが興味本位で覗きに行くようなことが

あってはならない、と考えており、

場所名や地図、詳細は伏せました。

 

どうしても、という方々向けに、場所の詳細を

旧ブログの有料記事にしております。

オトコの夜遊びガイド「ジャカルタ・基礎編」や

「ジャカルタ・応用編」には収録しておりません。

 

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