【ジャカルタ】悪徳警官はクラシックの前にも

今回のリバイバル記事は、ジャカルタの悪徳警官について。

本格的な被害報告が寄せられ始めるよりも前、2015年6月の注意喚起記事です。クラシックからの帰り道、すぐ前の道路にいました。

当時もsuka nona dong!様やだるまわんさ様などから「断食前の小遣い稼ぎには要注意」とか「タクシー強盗事件の直後だから?」などのご意見が寄せられました。

しかし改めて読み返すと、所轄は違うかもしれませんが基本手口は一緒だと感じます。つまり「組織ぐるみ」ということでしょう。

ジャカルタのタクシー:ブルーバード

◎クラシックで拾ったタクシーが

深夜2時半過ぎ、クラシックのロビーに待機していたブルーバードに乗ってホテルへ向かう途中、何故か警官の検問に合いました。

いつもはクラシックを出て西に向かうのですが、何故かサマンフディ通りに出て直ぐにUターンして東に向かい始めます。

「変だな、どうしてこの道なんだ?」と不審に思う間も無く、Uターンして30秒も走らないうちに何故か道の真ん中でストップ。目の前に警官がいました。

警官は全部で5人おり、上には夜光のベストみたいなものを着用し、片手には交通整理のような光る棒を持っていました。

場所は営業を終えたガソリンスタンドの前でしたが、日本の検問のように電光の表示も無ければ、近くにパトカーも無く、白バイすら見当たりません。

さすがにこの時間、余り車も通っていませんでしたが、何故か他の車には目もくれず、このタクシーだけを狙い撃ちしたようです。

ジャカルタのタクシー会社

小生に何やら言ってくるので「貴方は英語を話しますか?」と聞いたら、直ぐにその中から英語の出来る警官がやって来て「外人か?」と聞くので「日本人です」と答えると「パスポートを見せろ」と言います。

「パスポートはホテルに置いている」と言いながらコピーを見せると「コピーはダメ、オリジナルでなければダメだ」と。

「ここで働いているのか?」と聞くので「観光です」と答えると今度は「ホテルはどこだ?」、「何日間だ?」と。さらには「家族は一緒か?」とも。

さらに「酒は飲んでいるのか?」と聞くので「GUINESSを一本飲んだだけだ」と答えると、「この時間に外での5%以上のアルコールの摂取は法律で禁止されている。ホテルの自室で飲むのは構わない。」とのたまい、次に「ドラッグはやっているのか?」と聞いてくるので、「そんなものはやっていない」と答えると、「今から警察に連れて行くので、タクシーにお金を払ってここで降りろ」と言います。

しょうがないのでメーター料金を支払い外へ出ます。

外は真っ暗、ガソリンスタンドの奥の建物の灯りでかろうじて辺りが見える程度です。目の前の大通りを走る車もまばらです。完全に孤立しちゃっています。

するとその警官「こっちへ来い」と、何故かそのガソリンスタンドの奥へと連れていこうとします。

「これは危険だ!」と咄嗟に思い立ち止まると警官は「どうした?こっちへ来いと言っているんだ!」と凄みます。

「そこはPOLICE STATIONじゃ無いじゃないか?」と言い返すと警官、こちらに真っ直ぐに向き直りゆっくりと噛むように「お前には二つの選択肢がある。素直に従ってここでBODY CHECKを受けるか?それともPOLICE STATIONに行くか?」と。

そこで迷わず「POLICE STATIONに連れて行け」と答えるとその警官、目をひん剥いて鬼の形相でこちらを見た後で、他の警官に何やら指示をしています。

そして「迎えの車が来るからそれまでここに座れ」と指差します。そのまま立っていたらなおも「何しているんだ、俺の横に座れ」と言います。

これも危険です。横に座ったら何を要求されるかも知れない、と思い、「ここは蚊がいる、刺されるから」と言って拒みます。

しばらくするとその警官、「あの車に乗れ」と言うので通りに目をやると何故か一台のタクシーが停められていました。そして「あのタクシーに乗って帰れ」と。どうやら解放のようです。

最後にこの警官、小生の出したパスポートのコピーを返しながら、「いいか、パスポートはオリジナルの携帯が原則だ、覚えておけ」と、ここは警官らしく最後に威厳を持って言い放ちます。

判りましたと軽く頷いて、その停められたタクシーに乗車。何とかこの場を離れることが出来ました。

パスポート

◎投稿者様の分析

私見ですが、タクシーはもしかしたらグルじゃないのか?と。何故ならいつもは通らないルートを通りましたから。

それにタクシーのドライバーならここで検問をやっていることは恐らく知っているでしょうに、わざわざこの道を選んで、しかも車線の左側を走行していましたから。

何故か、小生の乗ったブルーバードだけが止められたのも変です。小生が尋問を受けていたおよそ30分の間に、他には一台も止められていませんでした。

警官だというのは本当だったと思います。検査と称して奥に連れて行かれた際に、恐らくワイロの要求があるのではないかと思います。他の警官は皆道路脇に居て、奥に連れて行くのはたった一人でしたから。

本当にクスリ等やっていたりした場合はもちろんでしょうが、多くの場合、こちらは悪く無いのにビビってしまい、恐らく不安な表情を見せ、警官はそれと見るやそう言ったことを匂わせる、という流れでは無いのかと推測します。

今回、小生は全く悪く無いと思っていたので、自信を持って「ならば今すぐ警察に連れて行って検査して貰って構わない」と言いましたので、それが弱みを見せなかったことに繋がったのかも知れません。

でも正直、暗がりに連れて行かれそうになった時は内心かなりビビりました。

 

◎追加の感想

以上が旧ブログの本記事でしたが、方々からコメントが寄せられたあと、投稿者様がこのように書いていらっしゃいました。

大使館の注意事項は事前に読んでいましたので、警察車両、白バイのナンバー、そして警官の名札を記憶しようとは思ったのですが、近くにはパトカーはおろか白バイすらありませんでした。

また着ている蛍光ベストのせいで、尋問した警官の名札などは全く読み取れませんでした。

暗闇に連れて行かれそうになった時は、最悪財布の中身だけで済めば身の安全は確保されるかな、と半ば諦観の思いでした。一見強気に振る舞ったように書いてますが、本当はもうビクビクものでした。

 

◎管理人の感想

投稿者様は海外夜遊びのベテランでいらっしゃるので、咄嗟の事態にも毅然とした対応をされたのは流石だと感じます。

また「タクシーもグルではないか?」との分析、今となってはそのとおりとわかりますが、当時すでにお察しだったのも流石です。

上のような「手口」が徐々に進化して、以後の早朝便狙いなどに繋がったのではないでしょうか。


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